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暗号化技術の理解におすすめの本 4選

暗号化
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テレビ会議やリモートワークが普及する中、情報を守る暗号や本人確認のための認証技術の重要性が増しています。普段何気なく利用しているWEBサイトへアクセスするときの暗号化はどのように実現されているのか、疑問に思われている方もいらっしゃるかと思います。

本日は暗号化技術の理解に役に立つおすすめの書籍を紹介します

にわとり頭

セキュリティエンジニアの方だけではなく、アプリケーションエンジニアやインフラエンジニアの方もぜひ最後までご覧ください!

暗号化技術の理解におすすめの本 4選

今回おすすめする書籍は以下となります

暗号化技術の理解におすすめの本 4選
  1. 図解即戦力 暗号と認証のしくみと理論がこれ1冊でしっかりわかる教科書
  2. 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス
  3. SSL/TLS実践入門──Webの安全性を支える暗号化技術の設計思想
  4. 量子鍵配送 基礎と活用法

図解即戦力 暗号と認証のしくみと理論がこれ1冊でしっかりわかる教科書

1つ目に紹介する書籍は「図解即戦力 暗号と認証のしくみと理論がこれ1冊でしっかりわかる教科書」です

テレビ会議やリモートワークが普及する中、情報を守る暗号や本人確認のための認証技術の重要性が増しています。本書は公開鍵暗号や署名などの理論を基礎から詳しく解説し、TLS1.3やHTTP/3、FIDOなどの新しい技術も紹介します。更にブロックチェーンで注目されている秘密計算、ゼロ知識証明、量子コンピュータなど最先端の話題も扱います。

本書籍は暗号と認証の仕組みと基礎理論が非常にわかりやすく書かれている本です。

また既存の暗号化技術だけではなく、FIDO(パスワードレス認証)やブロックチェーンなど最新の暗号化技術も取り込まれているため、まんべんなく暗号と認証の基礎を理解したい方におすすめの一冊です!

こんな人におすすめ
  • 暗号と認証の基礎を学習したい人
  • Web担当者やセキュリティ担当者

暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス

2つ目に紹介する書籍は「暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス」です

2008年の刊行以来、セキュリティ関連部門で長期間トップをキープしている『新版暗号技術入門』の改訂版です。
「対称暗号」「公開鍵暗号」「デジタル署名」「PKI」「PGP」「SSL/TLS」など、暗号技術の基礎を、たくさんの図とやさしい文章で解説しています。
今回の【第3版】では、これまでの基本的な暗号技術の解説に加えて、大幅な加筆修正を行っています。

本書籍は暗号と認証の仕組みと基礎理論が非常にわかりやすく書かれている本です。

非常に古いエニグマといった過去の暗号理論から量子暗号まで幅広い暗号理論をカバーしており、まんべんなく暗号と認証の基礎を理解したい方におすすめの一冊です!

こんな人におすすめ
  • 暗号全般、セキュリティに興味がある人
  • 公開鍵暗号やデジタル署名など、暗号技術の仕組みを理解したいと思っている人

SSL/TLS実践入門──Webの安全性を支える暗号化技術の設計思想

3つ目に紹介する書籍は「SSL/TLS実践入門──Webの安全性を支える暗号化技術の設計思想」です

SSL/TLSは、通信の秘密を守るために利用されている通信プロトコルです。HTTPSやHTTP/3にも利用されており、今日のWebでは利用が一般的になっています。本書では、その最新バージョンであるTLS 1.3のしくみと、その使い方を解説します。SSL/TLSは公開されている実装例などを真似すれば基本的な動作はさせられますが、それを応用していくには技術に関する理論の理解が必須になります。しかしSSL/TLSに関連する技術は大変多く、かつそれらのドキュメントは不足している状態です。本書ではこの理論部分を丁寧に解説し、それを活かした形で実装例まで解説することで、Web開発者たちが望んでいる解説と実践を相互に接続します。

本書籍はWEBサイトにアクセスするときにほぼ必ずと言っていいほど利用しているHTTPSやHTTP/3で利用されているSSL/TLSを紹介している書籍です

またWireshirkでの解析やOpenSSLによるSSL/TLSプログラミングなど実践方法についても解説している一冊となっています

こんな人におすすめ
  • TLSを詳細に理解して自身で応用できる知識を身に付けたいと考えているWeb開発者
  • SSL/TLSの暗号化について興味がある方

量子鍵配送 基礎と活用法

4つ目に紹介する書籍は「量子鍵配送 基礎と活用法」です

本書は、量子鍵配送技術の概要とその利用および運用に必要な内容をまとめたものです。
第1章では、量子鍵配送(Quantum Key Distribution:QKD)の基礎と技術開発動向を概観します。第2章では暗号技術を取り巻く現状について整理し、その上でQKDの活用法について述べます。第3章では、QKDの原理と仕組み、およびネットワークの構成法について説明し、QKDプラットフォームというサービス基盤の概念を導入します。第4章ではすでに試験運用の段階まで来ているQKDプラットフォームを活用したセキュリティアプリケーションの事例を紹介します。最後に、第5章では、将来の応用に向けた展望と課題、特に分野連携で長期的に取り組むべき課題をまとめています。

本書は、量子鍵配送(Quantum Key Distribution: QKD)の基礎から応用までを網羅的に解説した一冊です。量子鍵配送技術の概要、技術開発の動向、そして実際の活用法について詳しく説明しています。特に、QKDプラットフォームを活用したセキュリティアプリケーションの具体例や、将来の応用に向けた展望と課題についても触れています。これにより、読者は量子鍵配送技術の全体像を理解し、実際の運用に役立てることができます

こんな人におすすめ
  • 量子鍵配送(QKD暗号)について興味がある方
  • 情報セキュリティの専門家

暗号化技術の理解におすすめの本 4選 まとめ

今回は以下の書籍を紹介しました

暗号化技術の理解におすすめの本 4選
  1. 図解即戦力 暗号と認証のしくみと理論がこれ1冊でしっかりわかる教科書
  2. 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス
  3. SSL/TLS実践入門──Webの安全性を支える暗号化技術の設計思想
  4. 量子鍵配送 基礎と活用法

本記事をご覧くださった方が暗号化技術の理解の良い手助けにつながれば幸いです

また暗号化技術に関するご質問などございましたら以下のお問合せフォームやtwiiter等にてご相談可能ですのでご連絡お待ちしております